分析法の解説
AC値
数字の散らばり具合を表す指標
AC値とは
AC値(Arithmetic Complexity)は、選んだ数字の組み合わせがどれだけ「散らばっているか」を表す指標です。数字どうしの差の種類が多いほど大きくなります。
ロト6(6個)の場合、6個から2個を選ぶ差は15通りあり、AC値は「異なる差の種類数 − 5」で求めます。とりうる値は0〜10です。連番だらけの組み合わせ(1・2・3・4・5・6)は差が1〜5の5種類しかないので AC値0、散らばった組み合わせは7〜10になります。
全期間の分布を見ると、AC値7〜9の回が大半を占めます。これは「散らばった組み合わせが出やすい」のではなく、43個から6個を選ぶ組み合わせのほとんどがそもそも散らばっているためです。
計算方法
- 本数字のすべての2個の組について差の絶対値を求めます(6個なら15個の差)。
- 差の種類数(重複を除いた個数)を数えます。
- AC値 = 差の種類数 − (本数 − 1)。ロト6は −5、ロト7は −6、ミニロトは −4。
- 全回について求め、値ごとの割合を集計します。
実測データ(ロト6・ロト7・ミニロト)
当サイトが収録している全回の抽せん結果から、ビルド時に集計した現在の値です。 くじ種・期間を切り替えて調べたい場合は分析ラボをご利用ください。
集計対象:ロト6 第1回〜第2,147回(2000年10月5日〜2026年10月19日・2,147回)/ロト7 第1回〜第699回(2013年4月5日〜2026年10月16日・699回)/ミニロト 第1回〜第1,409回(1999年4月13日〜2026年10月20日・1,409回)。本数字のみ。ボーナス数字は含みません。
| AC値 | 回数 | 割合 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 0.0% | |
| 2 | 3 | 0.1% | |
| 3 | 6 | 0.3% | |
| 4 | 32 | 1.5% | |
| 5 | 74 | 3.4% | |
| 6 | 260 | 12.1% | |
| 7 | 316 | 14.7% | |
| 8 | 694 | 32.3% | |
| 9 | 411 | 19.1% | |
| 10 | 350 | 16.3% |
ロト6のAC値は 0〜10 の範囲をとります(差の種類数の最大 15 − 5)。
| AC値 | 回数 | 割合 | |
|---|---|---|---|
| 4 | 3 | 0.4% | |
| 5 | 8 | 1.1% | |
| 6 | 18 | 2.6% | |
| 7 | 31 | 4.4% | |
| 8 | 63 | 9.0% | |
| 9 | 111 | 15.9% | |
| 10 | 147 | 21.0% | |
| 11 | 165 | 23.6% | |
| 12 | 93 | 13.3% | |
| 13 | 42 | 6.0% | |
| 14 | 15 | 2.1% | |
| 15 | 3 | 0.4% |
ロト7のAC値は 0〜15 の範囲をとります(差の種類数の最大 21 − 6)。
| AC値 | 回数 | 割合 | |
|---|---|---|---|
| 0 | 1 | 0.1% | |
| 1 | 3 | 0.2% | |
| 2 | 51 | 3.6% | |
| 3 | 90 | 6.4% | |
| 4 | 373 | 26.5% | |
| 5 | 380 | 27.0% | |
| 6 | 511 | 36.3% |
ミニロトのAC値は 0〜6 の範囲をとります(差の種類数の最大 10 − 4)。
表の読み方
表の割合は、全組み合わせ(ロト6なら6,096,454通り)を数え上げたときの理論分布とほぼ一致します。実測と理論の差が小さいことは、抽せんが偏っていないことの一つの確認になります。
AC値が低い回(0〜4)はまれで、全体の数%です。連番を多く含む組み合わせがそれだけ少ないということです。
限界と注意
- 宝くじの抽せんは毎回独立していて、過去にどれだけ出たかは次回に各数字が選ばれる確率を変えません。ロト6ならどの数字も毎回 6/43(約14.0%)で選ばれます。ここで示す集計は「過去にこうだった」という記録であり、「次はこうなる」という予測ではありません。
- 「AC値7〜9の組み合わせを選ぶと当たりやすい」という説明を見かけますが、AC値7〜9の組み合わせは全体の大半なので、その中の1通りが当たる確率は他と同じです。範囲を絞ったように見えて、実際にはほとんど絞れていません。
よくある質問
- Q. AC値が高い組み合わせを選ぶべきですか?
- A. 選んでも選ばなくても当せん確率は同じです。AC値は組み合わせの「形」を表すだけで、当たりやすさとは関係ありません。
- Q. AC値0の組み合わせ(1・2・3・4・5・6など)が出たことはありますか?
- A. ロト6の全期間でAC値0の回は表のとおりごく少数(またはゼロ)です。組み合わせの数自体が少ないためで、出にくいわけではありません。
関連する分析法
出現回数の偏りが偶然の範囲かどうかは、コラム「よく出る数字」は本当にあるのかでも全期間データを使って検証しています。
※当サイトの分析・予想は過去データの集計にもとづく参考情報・エンタメです。当せんを保証するものではありません。
